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温海町森林組合では、サスティナブルな森林の循環利用を目指すべく

400年以上続く伝統野菜「焼畑あつみかぶ」栽培でつなぐ森林づくりを行っています。

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焼畑あつみかぶとは

 山形県鶴岡市温海地域(旧温海町)で栽培されてきた伝統的な野菜です。

 温海地域の約9割が森林となっていて残りの1割の場所で人々が生活をし田んぼを作り畑を作っています。

その為、田んぼの収穫量の作況判別できて、そこから冬を迎える前に収穫でき飢饉から逃れるための作物として焼畑あつみかぶが選ばれて栽培されてきたと言われています。

「米が悪ければかぶをまけ」と言われるほど栄養価が高く厳しい冬を乗り切ることができる野菜として人々から大事にされ伝えられてきました。

​焼畑あつみかぶ栽培と森づくり

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地拵え

 「あつみかぶ栽培」は同年の1月~3月頃にかけて主伐した跡地を借り、7月中旬頃から主伐跡地に生い茂る草木の刈払作業から始めます。

 その後、火入れ前の8月中旬頃までに伐採で残った枝葉や刈払った草木の天地返しをして乾燥を促します。

 さらに、隣接林への延焼を防ぐため、周囲幅5m程度にある枝葉などを取り除き防火帯をつくります。

日陰のない場所での作業のためとても重労働です。作業者の負担を軽減するために休憩時間をしっかりと確保し一日の仕事の量を決めながら作業をしています。

​火入れ

 山焼きは、8月中旬から下旬の間で、晴れの日が3日以上続いた日に火を入れます。この作業は知らない人が見るとただの山火事になり通報されることも往々にしてあるため、事前に消防署へ届出を提出し許可をもらって実施します。

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 火のつけ方は先端に葉が付いたスギの枝などを使い、斜面の上部から火を付け焼き残りがないよう下へと徐々に降し、その日のお昼ごろまでに焼き尽くします。枝葉が厚く残った斜面では火は勢いを増し、猛烈な熱風で上昇気流が起こり、炎は渦を巻いて立ち上がり、舞い上がった火の粉は灰となってやがて地面に降り注ぎます。この時、飛んだ火の粉で周囲に延焼しないよう周りの木々などに水かけを行うなどの防火対策に努めます。

 この作業も地拵えと同じように気温が30度を超えるような日に実施するため熱中症対策をしっかりと取り作業者の安全第一で行っています。

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 一度火を入れると山の斜面は、炎と白煙で覆い尽くされます。山焼きは、環境への悪いイメージもたれている方が多いと思いますが、当組合が行う焼畑づくりは、林地に残っているスギの葉と枝を燃やしているため炭素を増やさないカーボンニュートラルと言う考え方が正しいと思います。そして古くから営まれてきた主伐跡地で「あつみかぶ栽培」後に森林へ回復させる循環型林業を復活させた取組といえます。

 当組合の山焼きは、枝葉や刈払った枯草が燃えて地表面は満遍なく焼き尽くされ白い灰で覆われます。黒く焦げ残った切株がスギの伐採跡地であることを確認できます。こうした山焼きが理想的な焼畑となり、害虫を追い出して寄せ付けず、また雑草の芽吹きを抑えます。

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播種

農林家さんの慣習では鎮火したその日の地面がまだ熱いうちに手で種を蒔いていますが、当組合の場合は火入れの後の片付け作業をして表面をきれいにしてから播種をします。作業をしやすくすると言う事に加えて翌年度からの下刈の作業も実施しやすくなるからです。

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芽吹きと間引き

蒔いた種は5日目頃から芽を出し始め、9月中旬頃にはあつみかぶの葉が絨毯のように山一面を覆います。その頃、握りこぶし程度の間隔で間引きを行い生長を促します。

以前国立大学の教授と学生が3年間にわたり、焼畑の土壌調査を行いました。その結果、山焼きを行った表層では作物の成長に影響が大きいい「窒素、リン酸、カリウム」3要素の成分増加がみられ、特に根肥の役割を果たすカリウムの増加量が他の成分より多いことが分析されました。こうした要素はスギの成長にも重要なであり、山焼きは環境に負荷の少ない理に適った持続可能な方法であると言うことが分かりました。

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収穫

温海町森林組合がスギの主伐跡地を焼いて栽培する「焼畑あつみかぶ」は、森林として50年以上蓄積されたの腐葉土と枝葉を燃やした灰が栄養となり、焼畑の効果で無肥料・無農薬で栽培され、収穫は播種後50日程度となる10月中旬頃、直径6㎝程度に成長した物から始め、12月降雪時期まで行います。

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​販売

販売は、市内の漬物屋、JA、個人、また関東、関西方面と遠くは九州などへ、出荷先の要望に合わせた状態で成果として販売し、一部を漬物に加工し直接販売しています。県内だけでなく東京、仙台、遠くは福岡などたくさんの料理人さんに選ばれて使われています。

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焼畑あつみかぶ

温海かぶは白かぶよりも、うま味成分のグルタミン酸の含有量が多く、生でもおいしい、煮ても焼いてもあつみかぶにしかないうま味や個性があります。そしてアントシアニンが多く抗酸化作用が期待できます。じつは葉の部分にもアントシアニンが含まれており寒くなってくると葉も赤みがかってきます。葉の部分にはβカロテンも多く含まれておりアントシアニンと共に目に良い野菜の一つと言えます。さらにビタミンc、葉酸、カリウムなどが他の野菜に比べ多く含まれています。あと、あつみかぶ特有の辛味成分のイソチルシアネートはダイエットにも良いとされる成分も含まれています。あつみかぶはあまり知られていませんが、スーパーフードな野菜であります。

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かぶ漬け

生産したカブを利用し漬物に加工し販売しています。これは収入を得る期間を長くし遠方の方へもあつみかぶのおいしさを届けられるようにと継続しています。

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造林

  目的の再造林は、まだカブの収穫が残る11月下旬から12月初旬に小花粉スギのコンテナ苗を植付ます。

 コンテナ苗の利点は、周囲にある程度の作物があっても径5㎝位の穴を開けて、苗の根を差し込むだけで

簡単に植付が行えることにあります。温海町森林組合のあつみかぶ栽培は同じ場所での連作は行わず、主伐跡地はまた年月をかけ、今度は花粉の少ないスギ苗で豊かな森林を形成します。

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当組合が実施している焼畑を活用した森林の豊かさを創る資源の循環利用は、「持続可能な開発目標」SDGsの 「陸の豊かさを守ろう」をはじめ、多くの目標にも深く結びつくものであり、地域社会に果たす役割は大きく貢献していくものと期待されています。

ご購入について

焼畑あつみかぶおよびかぶ漬けは、その年の収穫量によりご用意できる数に限りがございます。

在庫状況により、ご希望に添えない場合がございますので、あらかじめご了承ください。

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生かぶ
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漬物
かぶ漬け(400g入)
漬物
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